サンプルだけ欲しい人達

まぁ、気持ちはわかるよ、うん。
とりあえずサンプルで、どんなものか試したいよね。
この傾向は、コスメが好きな人ほど強くなります。

口紅なんか特に。
サンプルだけでいいじゃん、って思うこともしばしば(ナイショ!)

一時期、デパートの化粧品売り場でサンプルだけを貰うという節約方法が話題になったことがありました。
ちょっ、そんな節約方法はみみっちいぞ!

まぁ、メーカーさんも色々考えているわけですから、そういうことが話題になると販促の戦略を練り直すんですね。

あとは不景気になるとサンプル提供量が少なくなる、とか。
日本でヒットしている商品でも、アメリカ主体のブランドの場合、サンプルすら用意しないメーカーもあります。
(どことは言いませんが… 落ちにくいファンデーションで一躍人気になった某メーカーは、肝心のファンデーションのサンプルを作っていなかったのです。頭いいなぁ)

サンプルだけもらいに来る人にも、2種類います。
毎回化粧品を買ってくれるけれども、旅行に行く機会があるので、サンプルが欲しい。
もちろんこういうお客様には過剰なくらい渡しますね。

一方で、1週間に1個、ファンデーションを貰いにくるお客様もいます。
そう易々とは渡せません。
損して得取れという言葉は高度経済成長期で終わっています。
いつか買ってくれる潜在顧客なのか、買う気が全くない人なのかを見分けるのも技術。

美容部員さんが怖いからと、わざと売り場の店員に言う人もいます。
怖いって、いつの時代の美容部員さんよ?
バブル期入社の人は確かに怖いかもしれないけどサ。



そのお客様は顧客になってくれるのか?

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フィードバックが無いと渡せない
商品は買わないけれどサンプルが欲しい。毎回サンプルしかもらいに来ない人というのは、自然と分かってきます。美容部員さんを甘く見てはいけません。彼女達の人の顔を覚える記憶力はすさまじい。元々、人に興味があるから美容部員という仕事が出来るんだろうなぁ。とにかくですね、サンプルが欲しいなら、感想を添えてみると貰える確率が上がります。「あれ? 先週もファンデーションのサンプル、お渡ししましたよね?」と聞かれ