フィードバックが無いと渡せない

商品は買わないけれどサンプルが欲しい。
毎回サンプルしかもらいに来ない人というのは、自然と分かってきます。

美容部員さんを甘く見てはいけません。
彼女達の人の顔を覚える記憶力はすさまじい。
元々、人に興味があるから美容部員という仕事が出来るんだろうなぁ。

とにかくですね、サンプルが欲しいなら、感想を添えてみると貰える確率が上がります。
「あれ？　先週もファンデーションのサンプル、お渡ししましたよね？」
と聞かれる。
そうしたら、
「もう少し試してみたいので。今の所肌が大丈夫なようですけど…　これ、すごく毛穴が隠れますよね！」
こんな感じで会話を恐れないことですね。

美容部員さんに「以前サンプルをお渡ししていますよね？」と言われて、カッとなってお客様サービスコールにクレームを入れる人がいますが、そんなことしたらもうサンプルなんて貰えなくなりますよ。
自分が損するだけですから、美容部員さんとは仲良くなりましょう。

もう１つの似たようなパターンとして、メイクやスキンケアのお手入れだけ受けにくる人がいます。

店頭で美容部員さんが似合うメイクをしてくれるサービス。
資生堂やカネボウは特に、美容部員さんにもレベルを設けていますので、雑誌に出ているメイクアップアーティストさん並に腕の良い人がたくさんいます。

また、最新の肌診断機械で肌の状態を真皮まで解析してくれる機会もあります。
これ、肌年齢まで出てきたｒ、メラニン色素の量まで教えてくれるんですよ。

こういうサービスを、いかにも化粧品を買う気で来ました！的に装い、サービスだけ受けてドラッグストアなどで化粧品を買う。
（田舎のドラッグチェーンには美容部員さんはほぼ皆無）

この手の人が一番嫌われます。
せめて２回に１回は買わないと。
美容部員さんの手間も、サンプルだけもらいにくる人の比ではありません。

このような状況を俯瞰している蘭月自身は、デパートでコスメサンプルを配っている人を見るとスルッと避けます。
いや、買う気ないから。
私に渡さなくてもいいよ、って感じですね。



マナーは守って欲しいよね

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サンプルはぶっちゃけ、お店の売上げに対して数量が決まっています。月間の売上高が高いお店ほどメーカーからのサンプル提供量も多いのです。それどころか、美容部員さんの入店日数でさえ、売上高で決まります。昨今、田舎では美容部員さんが不足していまして、売れるお店に注力するため、売上高の低いお店は美容部員さんが不在の日が出来てしまうのです。一概には言えませんが、ここは売り場マネージャーの腕の見せ所。いかに腕の
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まぁ、気持ちはわかるよ、うん。とりあえずサンプルで、どんなものか試したいよね。この傾向は、コスメが好きな人ほど強くなります。口紅なんか特に。サンプルだけでいいじゃん、って思うこともしばしば（ナイショ！）一時期、デパートの化粧品売り場でサンプルだけを貰うという節約方法が話題になったことがありました。ちょっ、そんな節約方法はみみっちいぞ！まぁ、メーカーさんも色々考えているわけですから、そういうことが話
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